竹筆作り竹禅の近況 2021/12/22 更新
時間が取れたのでご紹介
細丸竹筆の自然の汚れ取りと調整
○油抜きの時に拭きとれない頑固な汚れ取は普通は行いません。 なぜ? それは余分な手間がかかる事、そして細かい粉が飛ぶことでアレルギー鼻炎の私には苦痛な作業だからです。
しかし材料たちを大切にするためについつい作ってしまうのが私の悪い癖です(笑) ○細丸竹筆は制作後に調整が難しい種類です。
細丸竹筆の欠点は黒竹に比べて繊維が弱いことです。 そのままで、いざ調整をすると繊維が切れることにつながります。 柔らか目の筆にするには制作の時点である程度まで柔らか目にしておく必要があります。 途中の工程まで作ってしまった物は、調整しないままにておくことも普通です。
そんな竹筆の汚れと調整をご紹介いたします。
細丸竹筆の自然の汚れ取り
写真が見えにくいカモ知れませんが目を凝らしてご覧ください。
黒い汚れが多い
まるで墨で書いたような汚れ
油抜きで拭きとっていてもかなりの部分が残っています
皮は外しても節に元の袴が残っている
油抜きの前に取り切れていない袴
ナイフを軽く当て竹を回すと簡単に取れる
気かマガ元からとれました
軸の汚れをサンドペーパーで落とします
ペーパーは軽く当てて素早く動かすのがポイントです
短時間で、こんなにきれいになります
自然に耐えたキズは汚れではないので落ちません
キズの無い全面でご覧の通りとなりました
細丸竹筆の調整
汚れを落としたら、さあ調整します。
見た感じは細丸竹筆と言えますが
繊維も分かれて見えますが
書く体制で、あれ?と気が付くようではだめ
繊維は多いようですが筆が硬い
割りを入れているのは意味があってのことです
筆先から、優しく優しく軽く、軽く叩きます
ここで時間では無くて根気と集中の勝負です
焦るな、焦るながポイントです
先かの繊維が分かれたら徐々に上に移動
そしてまた筆先へと繰り返しながら上へここが我慢
繊維が弱いので強く叩けば繊維が切れます
タタキ調整が終わったらこんな繊維でした
さあ、書く体制にしてみましょう
軽く水分を吸わせると標準に調整が完了しました
この細丸竹筆はヤフオクに26日最終で出品してみます。
材料集めから、油抜き、汚れ落とし、制作と調整を三工程以上を繰り返し、完全乾燥、微調整で一本が完成します。
オールハンドメードの竹筆を皆様にお使いいただければ幸せです。
竹禅 三代目 竹筆の郷
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