竹筆のつくり方 初歩編 1 細くて丸い竹を材料にして初歩の竹筆つくり |
竹筆作家の三代目が教える細い竹を使った竹筆作りの講座です。 筆者は、この細くて丸い竹で作った筆を細丸竹筆と呼びます。 あなたも、細丸竹筆の作り方を覚えて作って見ましょう。 |
なぜ、細丸竹筆なのか? それは、材料となる竹が手に入りやすい事 誰でも短時間で作り安いこと 一本を作る手間が少ないこと 作業工程が楽なこと 太い竹は作りにくいこと 太い竹筆を作るには材料の切り出し時期が異なること ほぼ年中作れること 初心者にも作りやすいこと これが今回細い竹を材料にする理由です。 |
材料説明 細くて丸い竹
| どこにでも生えているこんな竹を材料とします | 1)細丸竹筆の材料説明 |
材料は細くて丸い竹を使います。 写真のように、比較的どこにでも生えている細くて丸い竹です。 今の時季は、竹の生育が止まっている時です。 まずは、筆に適した竹の選び方を覚えてください。 あなたの所にも写真のような竹が生えていますか? さあ、探して見ましょう! |
関連一言ポイント |
竹筆に適さない竹 古い竹
| 写真は前年、又は数年前の竹です | 竹筆作りの材料に適さない竹とは? �@ |
硬すぎない竹を選ぶ 前年度や、それより前の竹は初心者では使えません。 竹の軸の緑が濃い、大きな枝が出ている。 でも、太い竹なら覚えておきましょう。 来年には、太い竹が生えるかも知れません。 |
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関連一言ポイント |
| 軸の汚れた竹 | 竹筆作りに適していない竹とは? �A |
同じ年の竹でも汚れがひどくない物を選ぶ 汚れは以外と取り辛いのできれいな竹を選ぶ 軸の汚れは制作時の大きな手間 |
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| 関連一言ポイント 日当たりと風通しの良い場所に生えた竹が汚れも無くて良い。 さあ、竹が生えていて、自由に切れる場所を見つけましょう。 |
竹筆に適さない竹
| 曲がりの竹 | 竹筆作りに適した竹とは? �B |
上は真直ぐな竹 下は全体的に曲がった竹 |
曲がっていない竹を選ぶ 表面に汚れが無ければ、つい切ってしまいそうなのが曲がり竹です。 しかし、曲がりがある竹は、普通は選びません。 これは一本真直ぐな筆軸と筆部分が取れるか考えて切ります。 |
| 関連一言ポイント 曲がりは、仕上がりも悪く、練習以外では細い曲がり竹は余り使いません。 筆部分の処理がやりにくいからです。 |
竹の虫
| 小さな穴が開いている竹 | 竹筆作りに適さない竹とは? �C |
虫が入っていないものを選ぶ 切って竹の中を見ると色が請いすぎる竹 切り取りの時に水分が出る竹 「あれっ?」と思ったら要注意です。
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関連一言ポイント |
柔らかい竹
| 柔らかい竹 | 竹筆に適さない竹 �D |
春には切り時が早いと柔らかすぎる竹もあります 割ってみる、叩いてみる、この工程で発見します。 慣れたら、切る時点でもわかるようになります。 |
左は柔らかくて繊維がつぶれた竹 右はやや硬い竹です。 今の時季は左の竹から上を取って使うと良い。 |
関連一言ポイント 柔らかくて使えない、と思っても、その上が良い場合も有り。 竹一本から、一本はベストな部分を取ってみてください。 |
竹筆に適した竹
| 写真は、今年に成長した竹です | 竹筆作りに適した竹とは? 1 |
今年、竹の子から成長した竹を選ぶ 寒冷地は、すでに成長が止まり硬くなっています。 温暖地は、まだ柔らかい竹もあります。 竹の硬さは、切って見ることでわかります。 今年に成長した竹を選びましょう。
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関連一言ポイント |
繊維肉の厚み
| 写真は太い竹を見本にしたものです。 | 竹筆作りに適した竹とは? 2 |
| 白い部分が厚く、繊維が多いことがわかります。 | 竹の肉が厚い竹を選ぶ 竹の肉が厚いほど繊維は多い。 同じところに生えていてもわずかな環境で異なる。 肉の厚みは、切り取ってみて初めてわかります。
二本目が B 二番目に良い部分を一本 季節の関係で残念ながらこれ以上は取れません。 |
| 関連一言ポイント 切ったら、まず肉の厚さと虫をチェックしましょう。 良い竹が生えているところに当たったら、書きとめておくと良い。 |
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